2008年2月10日日曜日

チョー、気持ちいい

岩崎恭子選手の「今まで生きてきて一番うれしい」はいまだに語り草だが、北島康介選手の「チョー気持ちいい」って言葉も五輪の記憶に残るだろうね。この北島選手の金メダルを、祈るように待っていた人がいる…。

そのひとりが、ジャーナリストの長田渚左さんだ。

長田さんは、北島選手本人をはじめ彼のコーチたちを徹底取材した好著「北島康介プロジェクト」(文芸春秋)を今年上梓している。
すごく綿密な取材、読み応えのある筆致。長田さんにも「ノンフィクションの世界の金メダル」をあげたいぐらいの一級品だ。

その長田さんに、今年5月にお目にかかった。僕が昨年出した本「『ダメ!』と言われてメガヒット」の中に、漫画家の小林まことさんが登場してくる。北島選手を指導する平井伯昌コーチは、小林さんのヒット作「1・2の三四郎」の大ファンだった。長田さんは参考のために僕の本を読んだんだそうだ。で、「おもしろい」と思ってくれて、編集者を通じて「一度会いましょう」という話になったのだ。
(2004/8/16)

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