2008年2月11日月曜日

朝の達人

きょうは人気キャスターの生島ヒロシさんと連載の打ち合わせ。最近、いくつかのことでふさぎこみがちだったが、生島さんからたくさん「元気の素」をいただいたので、みなさんにもおすそわけしたい。

生島さんとの出会いは、2つのご縁が重なったからだった。

ひとつは、僕が「人生の師匠」と尊敬している菅下清広さん(国際金融コンサルタント)と生島さんが友人だったこと。

もうひとつは、去年、生島さんのマネージャーにスカウトされた金ちゃんと僕が数年来の友人だったことだ。

幸運なことに、僕は生島さんとめぐり合うようになっていたんですね。赤坂「ざくろ」で3人(生島さん、金ちゃん、僕)で昼ごはんを食べながら連載の内容について詰めたが、このときに聞いた「生島語録」が僕に勇気と元気を与えてくれた。

「まわりがへこんでいるときこそチャンスだ!」

リストラ、倒産、年収「300万円」時代…と不景気な話題が多いが、こういうときこそチャンスだと生島さんは言う。大勢がへこんでいるのなら、やる気を出した者にチャンスがまわってくる。なるほど、みんながやる気を出している中で、頭角を現そうと思うと大変だが、みんながへこんでいる中、一人やる気を出す人間がいたら目立つもんね。

「荷物は全部背負ってやる!」生島さん夫妻は8年にもわたって、母の介護を体験した。いかに辛かったか、生島さん自身は「先の見えないトンネル」と表現していた。そうした経験が、生島さんをさらに強い人に変えた。

「それまではできるだけ荷物を降ろそうと思っていたが、降ろそうなんて思わなくなった。なんでも背負ってやろうと考えるようになった」

僕も、どんなに辛いことがあっても荷物は絶対、降ろさないと決めた。

生島さんはもう5年も、朝5時からのTBSラジオの番組を続けている。弊紙では「朝の達人」というタイトルで10月から連載していただく。とっても、楽しく、タメになる話が満載なので、ご期待くださいね。

生島さんはかつて知人の医科大学の名誉教授から「朝日を浴びると前向きになる」と聞いたそうだ。生島さんのものすごくポジティブな生き方は、「朝日」のおかげもあるのかもしれない。最近、夜更かしぐせがついていた僕だが、あしたは日の出とともに起床し、朝日の中、散歩することにしよう。何か、いいことが起きるかも!?

(2004/9/21)

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