2008年2月11日月曜日

美香さん、ありがとう

きのうは、きょう18日開幕のピカソ展(東京都現代美術館、12月12日まで)の内覧会に、あの叶姉妹の妹、美香さんをエスコートした。ドレスからこぼれおちそうなあの爆乳が、なんと目の前50センチくらいのところで、ユッサユッサ!

今回のピカソ展のテーマは「からだとエロス」。

美香さんは「このテーマにピッタリだ。お前は知り合いなんだって? じゃ、呼ぶんだ」と会社の重役に頼まれ、この1、2カ月、出演交渉、打ち合わせを続けてきた。

夕方、会社のハイヤーで都内の自宅へ。約束の時間を少し過ぎて、足早にやってきた美香さんは「ごめんなさい。衣装を、どっちにしようか迷っちゃったもので」。姉の恭子さんのアドバイスで決めたという、ピンクのドレス姿だった。
車の後ろに、美香さんと女性マネージャー、僕は助手席に乗り込んだ。

後ろを振り向くと、ドレスからはみだした美香さんの胸が、グウァーンとドアップで迫ってくる。あと、50センチ! 顔を埋めてみたい!ああ、イカン、イカン。エスコート役が何考えてんだ。

僕は「目のやり場にこまりますね」と照れ笑いを浮かべて前を向いた。

きのうは3連休前の金曜日。道も渋滞している。会場の案内係から、携帯に何度も電話がかかってくる。美香さん待ちのワイドショー、スポーツ紙、女性誌に「到着は何時?」ってせっつかれてんだろうなあと思った。

案内係のそんな焦燥をよそに、僕はお気楽に美香さんと雑談。

「歌は好きなんですか?」
「はい、モー娘から演歌まで」
「カラオケは?」
「行きますよ」
「でも、店に顔出すと、叶美香だァって大騒ぎになるんじゃないの」
「赤坂にVIPばかりが集まるお店があるんです。そこなら、大丈夫です」
「最後まで歌えたら100万円って番組がありますよね。よく出演してますよね」
「ええ、また出るんです」
「最後まで歌えたこと、ありましたっけ」
「惜しかったんです。山口百恵の『いい日旅立ち』が…。そうそう、シゲさん、わたし10月に、アニメソングを出すんですよ」
「えっ、どんな?」
「ポニーキャニオンさんからで、インターネットの番組で放映されているアニメなんです」
「じゃ、そのときも宣伝しましょう」

などという会話を交わしているうちに、やっと会場に到着した。

かなり時間が押したので、駆け足でざっと展示作品を見ていただき、その後、ワイドショーなどの囲み取材、写真撮影と続いた。

懇親会場では、社長、相談役、常務らグループの首脳が美香さんを待ち構えていた。

僕ら社員の前では絶対見せないような、ニッコニコの笑顔。美香さんを囲んで記念撮影も楽しそうだった。グループの首脳のひとりが、僕のそばにきて「お前も飲んだくれて迷惑ばかりかけず、たまには会社に貢献しろよ」と言うから、「きょうは相当、貢献した?」と胸を張ってみた。

首脳から「ちゃんと、最後までエスコートしろよ」ときつく言われたので、美香さんと女性マネージャーが帰りのハイヤーに乗り込むところまで、きっちりお供した。

きょう各紙に記事が載っていたし、ワイドショーも放映してくれる。僕も、大役を果たせてホッとした。美香さん、本当にありがとうございます。

(2004/9/18)

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