2008年2月11日月曜日

レストラン深澤

きのう夕方、生島ヒロシさんプロデュースの株のムック本の仕事(アルバイト?)で宝島へ。その後、近くまで来たから久しぶりにレストラン深澤(麹町)に寄ってみた。

たしか半年ぶりぐらいだった。

「いやー、懐かしいなあ」

いろんな思いが走馬灯のようにめぐってくる。店のたたずましいは以前とちっても変わっていない。そして、オーナー夫妻がとても暖かく迎えてくれて、うれしかった。

ここは35(さんご)の会の例会の会場だった。35の会は、昭和35年生まれが35歳になる年に発足し、昨年秋、休会するまで8年以上続けてきた。

毎月15日(3*5=15)に例会を開いていた。

向上心のある人たちが集まっていたので「刺激になった」とか、「会に来ると元気がもらえた」とか、「たまに来ても、みんながアットホームに暖かく迎えてくれて、楽しかった」などと言ってもらえた。

ただ、「平成の梁山泊」などと熱い思いで始めたつもりが、毎回泥酔しちゃう僕のせいで、ただの飲み会になるケースも目立ったし、僕自身のボルテージも下がってしまい、いまは休会中。

店のママがこんな思い出を語ってくれた。

「中村うさぎさんも、まだこれほど有名じゃなかったときですよね。角川春樹さんの奥さんも会に来た直後、離婚されてマスコミで大騒ぎになってました。フラワーアレンジメントの花千代さんも、その後テレビで時々見かけます。シゲさんの人脈ってすごいですね。連れてくる人たちが、しばらくたつとみんな有名になっていくんですもの」

思い起こせば、そうなんだよなあ。あの叶姉妹も赤坂の秘密クラブで会ったときはまだ無名に近かったのに、こんなにメジャーになるし、女優の長谷川京子も綾瀬はるかも僕が取材した後、ブレークしたし。それなのに、本人の僕だけは、いつまでもうだつが上がらない…(涙)。

お店には、いくつもの花(生花やブリザード)が飾ってあった。その中のひとつが、あれっ、見覚えがあると思ったら、35の会を休止したとき、長年お世話になった感謝の気持ちを込めて贈ったブリザードフラワーだった。

「まだ、飾っていてくれたんだ!」

なんだかジーンときちゃった…。「35の会」でのさまざまな出会いは、僕にとって最高の人生のプレゼントだったと今、しみじみ、そう思う。メンバーとの友情は、一生大切にしたい。

(2004/11/20)

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